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本校は明治37(1904)年に秋田県立秋田工業学校として開校し、本年度、創立120周年を迎える全国屈指の歴史と伝統を誇る工業高校です。現在は工業科5科6クラス(機械科2、電気エネルギー科、土木科、建築科、工業化学科)を有しております。本校の校訓は「質実剛健」であり、これは飾り気がなく、真面目で、心身ともに強くしっかりしている、という意味で、人としてのあり方、生き方、心構えを示しています。
校歌の一節に「金砂健児の指さす所 希望の光 世界を輝らす」とあるように、本校の3万有余名もの卒業生は、県内はもちろん、国内外の産業界において、第一線で活躍しており、中には経済やスポーツ、芸術文化、教育等、幅広い分野でリーダーとして活躍している方も数多くおられます。本校では校訓「質実剛健」のもと、一人ひとりの人格形成をめざし、秋田県や日本のみならず国際社会に貢献し、工業界の発展に寄与する人間の育成に努めております。
部活動は、15回の全国優勝を誇るラグビー部や、11年連続、29回もの全国高校駅伝出場歴を持つ陸上競技部などがあります。さらに、他にも多くの運動部や文化部があり、全国舞台での成功を目ざし日々活動しております。ものづくりコンテストにおいても活躍が見られ、昨年度、東北大会に4チームが出場しています。その中で、「電気工事部門」と「木材加工部門」の生徒が東北大会で優勝し、さらに「電気工事部門」の生徒が全国大会で2位に輝きました。また、特許庁主催パテントコンテストでメカクラブが多機能ブックスタンドを出品し優秀賞を受賞しました。その作品は現在特許申請中であります。
諸先輩方は工業界の発展に大きな功績を残してきました。本校校歌にある「工業界の未来の使命 肩にぞ担う」この崇高な使命のもと、日本を、そして世界を創造する人材を育成できる学校づくりに邁進して参りたいと考えております。
| 令和6年4月吉日
| 秋田県立秋田工業高等学校長
| 佐藤 貴文
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